1:ネタデス@\(^o^)/:2017/10/15(日) 19:48:58.43 ID:CAP_USER9.net
料理漫画界の金字塔である『ミスター味っ子』界隈が騒がしい。

アニメの放送開始30周年を記念し、TOKYO MXでは第1話のHDリマスター版が放送され、AbemaTVでは平日昼間&深夜に2話ずつ放送中。
特典満載のブルーレイボックスの発売も控え、今再び注目を集めまくっているのだ。

視聴者の声に支えられた! 長期放送になったアニメ『味っ子』

主人公・味吉陽一は中学生ながら、母とともに亡き父が残した日の出食堂を支える名料理人。
日本料理界のトップに立つ「味皇」との出会いから、数々の料理勝負に挑み、成長して行く物語。

少年マガジンで連載が始まったのは86年秋、アニメ化されたのは87年秋だから、かなり早い段階からアニメ化構想があったようだ。
この時点ではコミックス5巻が発売されたばかり。なので、この辺りまでの話を生かす形で1話~25話までは原作にほぼ忠実な作りとなっている。

当初はここでアニメは放送終了予定だったという。
しかし、回を重ねるごとに反響は大きくなり、放送は延長を繰り返す。最終的に全99話の長期放送となったのだから、いかにその人気が高かったのかうなずけるはずだ。
アニメから入った筆者は、コミックスも買い揃えてどっぷりハマったひとり。そして、アニメと原作の世界観のギャップにだいぶ戸惑ったひとりでもある。

原作とは別世界!アニメ独自の展開でグルメバトルを盛り上げる

陽一の幼馴染のみつ子や、その弟のしげるはアニメオリジナルキャラ。

オープニングで、みつ子が原作の世界(漫画のコマ)の陽一をアニメの世界に引っ張り上げる演出が示す通り、原作とアニメでは大きく世界観が異なるのだ。
ライバルたちとの料理対決が軸となるのは同じだが、アニメはオリジナルキャラ続出&オリジナルストーリー展開で料理バトル要素を盛り上げまくる。

原作では尻つぼみのまま終わった「味将軍」グループとの対決も、アニメではきっちり回収。
懐刀である「七包丁」は、東大医学部卒のメスの使い手、10m近い巨漢の寿司職人、ロボコップ風の料理人など、ビックリ人間大集合状態。この振り切り方やケレン味が、アニメの醍醐味だ。

原作では薄かったキャラたちも濃い目の味付けでキャラが立ちまくり。単なる街の中華屋のオヤジや、ファミレスのマネージャーでさえもが圧倒的な存在感で陽一の前に立ちふさがるのである。
原作では「ブラボー!」「すばらしいぞう!!」とリアクションを取るだけだったモブキャラのオッサンが、アニメの解説&ナレーター役だった「ブラボーおじさん」となったのは、その最たるものだろう。

http://www.excite.co.jp/News/90s/20171014/E1507621417082.html
90s チョベリー 2017年10月14日 22時00分



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