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インテル、自己学習型AIチップ「Loihi」発表--人間の脳の仕組みを模倣
2017年09月28日 10時40分

Intelが「Loihi」という名のニューロモルフィック人工知能(AI)テストチップを発表した。
環境から獲得したデータから学ぶことで、脳の機能の模倣を目指したものだという。


Intelでは、「機械と人間の脳を比較する」取り組みから、自己学習型で
エネルギー効率の高いAIチップが生まれたとしている。
このチップは非同期スパイクの仕組みを利用して周囲の環境から
推論を引き出し、どんどん賢くなっていくという。

Intel Labsのコーポレートバイスプレジデント兼マネージングディレクター、
Michael Mayberry博士は、米国時間9月25日付の公式ブログで、
Loihiは脳の基本的な仕組みを模倣したデジタル回路を持ち、
必要とされる演算能力のレベルを抑えつつ、より効率的な機械学習を可能にしたと述べている。

「ニューロモルフィックチップのモデルは、ニューロンがタイミングに応じて
調節できるスパイクと可塑性シナプスを使って情報をやり取りし、
学習する方法にヒントを得ている。これはコンピュータがパターンと連想に基づいて、
自己組織化と意思決定を行うのに役立つかもしれない」と、Mayberry氏は解説した。

こうしたチップは、複雑な意思決定の高速化に利用できる可能性がある。
Mayberry氏によれば、ニューロモルフィックチップは時間がたつにつれ
最適化される学習済みの経験を用いて、「社会や産業に関する問題」を自律的に解決する能力を持つという。
 
このチップは14nmプロセス技術で製造され、13万のニューロン、
1億3000万のシナプスで構成されている。完全に非同期のニューロモルフィックな
メニーコアのメッシュを持ち、それぞれのニューロンは相互に通信可能だ。

このようなチップの応用例としては、市中の防犯カメラ経由の顔認識を利用した
失踪事件の解決、交通の流れに応じて自動調整を行う信号、さらにはロボットの
自律性と効率性アップなどが考えられると、Mayberry氏は述べた。

https://japan.cnet.com/article/35107900/
【Intel、人の脳を模倣した自己学習型AIチップを発表 勝手にどんどん賢くなってゆくらしい】の続きを読む